資格を取って教室を始めたけれど、思うように生徒さんが集まらない。
SNSで他の先生を見るたびに焦ったり、「私には向いていないのかも」と感じていませんか？
開業した多くの先生も、同じように‟がんばっているのに報われない時期”を経験しています。
そんな中、誤った思考にとらわれてしまうと、気持ちが更に重くなり、「教室無理かも…」と思い悩んでしまうことも。
そうならないように、資格を取っても教室運営がうまくいかず辛さを感じているあなたへ、軌道に乗るために『やめた方がいいこと』を３つに絞ってお伝えします。
少し考え方を変えるだけで、今よりもずっと軽やかに進めるはずです。
教室運営が「辛く」感じるのはなぜ？
一生懸命に準備して、道具もそろえて、想いを込めてスタートしたのに、現実は想像よりずっと大変で、不安になることもありますよね。
教室運営が辛く感じるのには、いくつかの理由があります。
・想像していた理想と現実のギャップが大きい
・集客や発信のやり方が手探りで不安になる
・完璧を目指して自分を追い込みやすい
私自身も独立してから軌道に乗るまでの約１０か月間、辛くしんどい時期を経験しました。
しかも融資を受け、店舗改装までしていたので、本当に深刻でした…。
しかし、その経験で気づいたのは、軌道に乗るためにはやみくもに頑張るよりも「やめたほうがいいこと」を手放す方が、結果的に早く前に進めることが多いということでした。
教室運営が軌道に乗るために、やめるべきこと３選！
ではここから、教室運営が軌道に乗るまでにやめるべきことを３つ紹介していきます。
どれも多くの方が陥りやすい思考なので、今の自分の気持ちと照らし合わせながら読み進めてみてくださいね。
他の教室を真似しすぎる
最近では、同じような資格を持つ先生が増え、つい「この先生みたいにすれば成功できるかも」と思ってしまいがちです。
でも、他の教室の形をそのまま真似しても、”あなた自身の良さ”や”個性”が伝わりにくくなってしまいます。
特に、同じカリキュラムで自宅開業する方が増えた昨今では、差別化が難しく、独自性を出すことがより重要になっています。
そもそも、生徒さんが通いたくなる理由は何なのでしょうか？
・この先生の世界観が好き
・話し方が分かりやすく、イメージしやすい
・先生の人柄が魅力的
など、実は技術やレシピだけではなく、こうした部分に『通う理由』があることが多いのです。
上手くいっている人の真似をすることは大切です。
ですが、他人を真似しすぎることなく、自分の想いや得意を掘り下げることが、結果的に一番の差別化につながるのです。
集客のためだけの発信をする
「生徒さんを増やさなきゃ！」と思ってSNSやブログで必死に発信しても、反応が無いと落ち込むことがありますよね。
最近ではSNSでの集客が主流となり、自己発信をする方が増えました。
でも、手法やテクニックに偏りがちで、どれも似たような構成になっている印象です。
集客のための発信は大切ですが、それだけを目的にしても、受け取る側には伝わりづらいものになってしまいます。
発信の目的とは、あなたの教室の魅力や世界観を伝え、通うことで得られる未来をイメージしてもらうことです。
どんな方に参加してほしいのかを意識して、その方々に届くメッセージや世界観を、発信を通して伝えていきましょう。
完璧を目指して動けなくなる
教室を始めたばかりの方に多いのが、「完璧を目指して、なかなか動けない」という悩みです。
・もっと準備を整えてからスタートしたい
・すべてを完璧に整えないと進めない
そんな思いが強すぎると、行動が先送りになり、結果的に経験も積めません。
上手くいっている人の考え方は、『走りながら整える』です。
少しずつ動きながら改善していくことで、多くの経験を積むことができ、トライ＆エラーを繰り返すことで教室の質も自然に上がります。
生徒さんが求めているのは、そもそも「完璧なレッスン」ではなく、「豊かな学びと楽しい時間」なんですよね。
完璧を目指すのではなく、まずは小さく初めて経験を積み重ねていきましょう。
経験を重ねるうちに、生徒さんと一緒に‟あなたらしい教室”が自然と作られていくはずですよ。
まとめ
今回は、教室が軌道に乗るためにやめるべきことを３つご紹介しました。
・他の教室を真似しすぎること
・集客のためだけの発信をすること
・完璧を目指して動けなくなること
この３つをやめることで、教室運営への向き合い方がぐっと変わり、自然と前に進めるようになります。
ぜひノートに書きだして、自分の気持ちや理想と向き合ってみてくださいね。
これからも、あなたが心から楽しんでお教室を続けていけるよう、心から応援しています。
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