初夏に出回る、みずみずしくて辛みが柔らかい新生姜を甘酢漬けにしてみましょう。
脂ののった焼き魚やお肉に添えたり、甘酢ごとごはんと混ぜて寿司飯にしたり、色々な使い道があって、作ってあると大活躍してくれます。
今回は、新生姜の甘酢漬けのレシピと、日持ちや保存方法など、素朴な疑問についても解説します!
新生姜の甘酢漬けの作り方
【新生姜の甘酢漬けの作り方】
(作りやすい分量)
・新生姜・・・・・・・・・・500g
<甘酢>
・米酢・・・・・・・・・・・300㏄
・砂糖・・・・・・・・・・・100g(今回は綺麗な色に仕上げる為、上白糖を使用)
・塩・・・・・・・・・・・・大さじ1
<作り方>
①新生姜の皮と汚れを、スプーンでこすって取り除き、赤い部分は切り落とす。
(赤い部分は残したままでも食べられるが、やや固い為、今回は取り除く)
②新生姜をさっと水で洗い、水気を拭きとる。スライサーで薄切りにする。
③鍋にたっぷりの湯を沸かし、②の新生姜を入れて沸騰させる。沸騰したら1分茹で、ザルにあけて水気を切る。湯気が治まったら、手で水気をぎゅっと絞り、消毒した保存瓶に入れる。
④小鍋に甘酢の材料を入れて、火にかける。湧き立ち、砂糖と塩が溶けたら火を止める。熱々の甘酢を新生姜の瓶に注ぎ、箸でほぐして馴染ませる。
⑤冷めたら蓋をし、冷蔵庫で保存して味を馴染ませる。1~2日置いて、味が馴染んでから召し上がれ。

こちらの分量で、200㏄の瓶3つ分できますよ!



スライサーが無いとダメかニャ・・・?



包丁でもOK!
薄く切るのが、歯ざわり良く仕上げるポイントだよ!
新生姜の甘酢漬けの日持ちや保存方法は?


新生姜の甘酢漬けは、冷蔵庫で2~3か月保存可能です。
ただ食べるだけなら、冷蔵庫で半年ほど保存ができます。
しかし、漬ける時間が長くなると、新生姜の歯触りが悪くなり、シャキシャキとした食感がなくなってきます。
そして、綺麗だったピンク色は時間ともに退色してしまいます。
新生姜の甘酢漬けは、歯触りの良さがあってこそ!
美味しさを味わえる内に、早めに消費しましょう!



お教室ではこれ以外に色々な質問があったので、次項で紹介していきますね。



教えてほしいニャ!
新生姜の甘酢漬けの素朴な疑問


初夏のシーズンに是非作ってみてほしい『新生姜の甘酢漬け』ですが、お教室のお客様からいくつか質問がありました!
ここからは、ちょっと気になる疑問にお答えしていきます!
ひね生姜では出来ない?
A:できますよ!
ただし、新生姜に比べて辛く出来上がることと、食感が固くなり、繊維が気になるかもしれません。
更に、色がピンク色に変化しません。
個人的には、新生姜の方が食感と味ともに勝る!と思っています。
なぜピンクに染まるの?
A:新生姜には『アントシアニン』という天然色素を多く含みます。
更に、お酢には食材の色をより鮮やかにする色出し効果や発色効果があります。
新生姜に含まれているアントシアニン色素が、お酢の酸によって紅色に発色する為、綺麗なピンク色になるんですよ!
ちなみに、長く漬けておくと、色はピンク色から元の生姜の色に戻っていきます。
きび砂糖や甜菜糖でも良い?
A:もちろんです!
お砂糖が変われば、味わいが変わります。
是非、その違いを楽しんで頂きたいです。
どんな料理に使えるか知りたい!
A:照り焼きダレに刻んで入れたり、生姜焼きに入れてもいいですね。
さっぱりしているので、脂ものとの相性は抜群です!
マヨネーズとの相性も良いので、タルタルソースやポテトサラダに混ぜるのも、おススメです!
あとは、定番の寿司飯に利用するのも便利でいいですよ!



この季節にしかできない手仕事に、是非挑戦してみてくださいね。



豊かな暮らしは、憧れるニャ!
まとめ
今回は、新生姜の甘酢漬けの作り方や保存方法などについて、紹介しました。
決して難しくないので、ぜひ自家製の美味しい甘酢漬けにチャレンジしてみてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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