土鍋ごはんと聞くと、なんだか丁寧な暮らしをしているようで憧れませんか?
どこかハードルが高いように思える土鍋ごはんですが、マスターすれば意外と簡単に炊けて、何よりとっても美味しいんですよ!
今回は、土鍋ごはんの炊き方とコツ、そして基本的な水加減について解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
土鍋ごはんの炊き方をマスターしよう!
土鍋ごはんの炊き方を覚えれば、意外と難しくなくできますよ!
まずは「米のとぎ方」と「土鍋ごはんの炊き方」に分けて解説していきます。
米のとぎ方
①ボウルに米を入れて水を注ぎ、手で2~3回水を混ぜたら、すぐに水を捨てる。(米についた汚れやぬかの匂いを吸ってしまうので、手早く行う)
②軽く握るような手の形で、優しく20回程ぐるぐると回しながら米を研ぐ。ギュッとこすり合わせるようにして洗わないこと。米が割れてべちゃっとした米が炊き上がります。
③水を注ぎ、ひと混ぜしたら水を捨てる。再び米を研ぎ、水を注いで捨てるをあと2~3回程繰り返す。水を注いだ時に、米がうっすら透けるくらいの透明度になればOKです。
④お米をザルにあけて、水気をしっかり切る。

一昔前は、もっとゴシゴシ研いでいた気がするニャ・・・こんなに優しくて大丈夫なの?



今は精米技術が向上しているので、優しく洗う程度で充分だよ。
土鍋ごはんの炊き方


①といだお米をボウルに移し、水を注いで浸水させる。水加減は1合に対して200㏄程。夏場は15~30分、冬場は30分~2時間程度浸水させると良い。(土鍋は長時間水を入れたままにするのは不向きなので、ボウル等で浸水すると良い)
②浸水したら、①のお米と水を土鍋に移す。米を平らにし、内蓋と外蓋の穴が重ならないようにして蓋をする。(穴の位置をずらすことで、米に程よい圧をかけるため)
③強火にかけ、しっかりと沸騰させる。沸騰したら、沸騰が続く程度の極弱火に落としてタイマーを15分かける。
④タイマーが鳴ったら、5秒程度強火にし、火を止め10分蒸らす。
⑤蓋を開け、優しく全体をかき混ぜる。



やってみると、決して難しくないですよ。
次項では、抑えていただきたいコツを解説していきます!
土鍋ごはんの失敗しない為の3つのポイントを解説


とはいえ、もし失敗したら・・・と不安になる方もいらっしゃるかもしれません!
ここからは、失敗しない為に押さえておきたいポイントについて解説していきます。
沸騰しているか判断しにくい場合は?
沸騰の見極めが難しい場合、沸騰までは蓋を開けたままにしてもかまいません。
しっかりと全体がブクブクと湧いたら、蓋をして、極弱火にしてタイマーを15分かけましょう。
沸騰までは蓋が空いていても、炊飯に影響はありませんのでご安心くださいね。
タイマー15分経っていないのに、コンロが鎮火してしまったら?
タイマーがあと2~3分残っているにも関わらず、コンロのセンサー機能が働いて、鎮火してしまうことがあります。
この場合、焦げる!と判断したコンロが鎮火しているため、コンロを信用しましょう。
残り時間があったとしても、5秒程度強火にして火を止め、蒸らしに移っても問題ありません。



沸騰の判断が遅かったり、火が強かったりすると、早めに鎮火することがありますが、コンロを信用してOKです!
5秒程度強火にするのななぜか?
15分炊飯し、蒸らしに入る前になぜ5秒程度強火にするのか?
それは、一旦強火にすることで、水蒸気を飛ばし、鍋底の米がべちゃっとするのを防ぐためです。
火を止めた後、水蒸気は冷やされて水になり、土鍋の底へと落ちてしまいますが、強火にして水蒸気を一気に飛ばしてしまうことで、防ぐことができます。
おこげを作りたい場合は、耳を澄ましてパチパチと音が暫くするまで強火にしてください。
香ばしいおこげができますよ!



土鍋ごはんは、炊き上がりの米が粒立ち、むっちりとしていて本当においしいですよ。
ぜひお試しを!



何だかできそうな気がするニャ!
早速、挑戦してみるニャ!
まとめ
今回は、土鍋ごはんの炊き方について解説しました。
慣れてしまえば、難しいコツなどはいりませんので、是非チャレンジしてみてくださいね!
美味しいごはんが炊けるだけでなく、キャンプなどのアウトドアや災害時にも役立つのでぜひマスターしていただきたいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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