何にでも使えて、『和風コンソメ』とも言われる玉葱麹。
作り方はとても簡単で、肉の下ごしらえやパスタソースハンバーグやドレッシングなど、マルチに使えてとっても便利ですよ。
今回は、旨味たっぷりの万能調味料である玉葱麹の作り方や、気になる疑問について解説します!
玉葱麹の作り方
【玉葱麹の作り方】
(作りやすい分量)
・玉葱・・・・・・・・・300g
・米麹・・・・・・・・・100g(生でも乾燥でもOK)
・塩・・・・・・・・・・40g
<作り方>
①玉葱はざく切りにし、フードプロセッサーにかけて滑らかにする。
(無ければ、すりおろしてもOK)
②ボウルに米麹を入れてほぐし、塩を加えて塩切り麹にする。
③すりおろした玉葱を②のボウルに加えて、全体に混ぜ合わせる。清潔な保存瓶に移し、空気を抜くようにして詰める。蓋を緩めに閉めて、常温保存。
④一日に一回全体を混ぜ合わせる。全体に水気が上がってきて、薄茶色や薄いピンク色に変化する。玉葱のツンとした香りが弱まり、塩味の角が取れてこれば出来上がり。
夏場:5~7日程度 冬場:10日~2週間程度
⑤冷蔵保存で3か月~半年保存可能。米麹の粒が気になる場合は、ミキサーにかけて滑らかにすると良い。

玉葱麹の色は、玉葱の持つ色素のバランスによって変わるんだよ!



味に影響はあるのかニャ?



味は影響はないから、安心して食べてね!
出来上がりの色の違いも楽しんで作ってみてくださいね!
1日1回混ぜよう!
保存瓶などに入れて常温発酵させる場合は、1日1回は清潔なスプーンで混ぜましょう。
全体の発酵ムラを無くすだけではなく、雑菌の繁殖を抑える目的もあります!
気づいた時に、いつでも混ぜてあげましょう。
常温発酵なら、ジップロックもおススメ!
ジップロックで作るのもおすすめですよ!
スプーンを用意する必要もなく、気軽に外から揉むことができますし、麹が柔らかいかどうかが分かりやすいと思います。



安心安全の為に、ジップロックは2重にすることをお勧めします!
ヨーグルトメーカーでの作り方


短時間で作りたい場合は、ヨーグルトメーカーでもできます!
材料を内容器に入れて、60℃で8~10時間保温で出来上がりです。
その場合、短時間で糖化させる為か、色の変化はあまり見られませんが、味は変わらず美味しくいただけます。
容器に臭いが付くのが気になる場合は、玉葱麹の材料をジップロックに入れましょう。
容器にぬるま湯を入れて、ジップロックを入れて発酵させてくださいね。
その後、清潔な瓶に移して冷蔵保存してください。



結構簡単にできるんだニャ!
でも、どうやって使ったらいいんだろう?
玉葱麹の素朴な疑問


玉葱麹に関して、過去に質問があった事についてこちらで解説していきます!
日持ちや保存方法は?
A:冷蔵保存で3か月~半年保存可能です。
冷蔵庫に入れていても、ゆっくりと発酵・熟成が進みます。
作ってすぐの頃よりも、玉葱の色が深くなり、甘みが強くなる等の変化を楽しんでくださいね。
どんなお料理に使えるの?


A:肉料理の下ごしらえや、ドレッシング、煮込み料理などマルチに使えます。
例えば、塊肉に玉葱麹を使えば、麹や玉葱の酵素で肉が柔らかくなり、下味もついて一石二鳥です。
材料が玉葱と塩、麹といたってシンプルで、『和風コンソメ』と言われることもあります。
ハンバーグの肉だねに混ぜたり、トマトソースに入れたり、酢や油を足してドレッシングにしたり、スープの味付けにしたりと、是非何にでも加えてみてください。



お教室では、ローストポーク、トマトパスタ、ドレッシング、スープに使いました。



コンソメ代わりに、色々使ってみるニャ!
まとめ
今回は、【玉葱麹の作り方】万能調味料の使い方や日持ちになども解説!をお送りしました。
玉葱麹は使ってみると、いろんな料理に使いやすく、簡単にお料理を美味しくしてくれます。
日持ちもするので、気軽に作れて、消費することに慌てなくてもいいのがメリットの一つです。
麹を使った調味料を活用している方も、興味を持ち始めた方にも是非チャレンジしてみてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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