昨今、健康意識への高まりから、発酵食品に注目が集まっています。
普段何気なく和食を食べていると、身近な存在に感じる発酵食品ですが、なぜ体に良いと言われているのでしょうか?
今回は、『発酵食品の体に良い効果』について解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
発酵食品の持つ6つの効果!

味噌や塩麹、甘酒など、身体に良いとは聞くけれど、実際に何がいいのでしょうか?
今回は分かりやすく、発酵食品の持つ6つの効果について解説していきます!
消化吸収がスムーズになる
発酵食品は微生物の働きによって、でんぷんやたんぱく質が分解されたことで、胃や腸での消化吸収がスムーズになり、身体への負担が少なくなります。
更に、発酵食品の中には善玉菌が豊富に含まれている為、腸内環境が整います。
それによって、栄養をスムーズに吸収することができるのです。
栄養価がアップする

発酵過程で微生物がビタミン類など、多くの栄養成分を生産してくれるため、元の食材よりも栄養価が高くなっています。
例えば、納豆に含まれるビタミンB₂は、煮た大豆の約10倍の栄養価に!
大豆の時には含まれないビタミンK₂も、納豆には豊富に含まれているんですよ。
免疫力がアップする
発酵食品は免疫細胞の活性化を手伝ってくれ、更に、この働きは調理する上で死んでしまった菌体にもあります。
死んだ菌体は腸内の善玉菌の餌となり、腸内環境を整えてくれる助けをするんですよ。
腸内環境を整えることで、腸自体が健康になり、免疫力がアップに繋がります。
言い換えれば、免疫力をアップさせるには、腸内環境を整える事が大切なんですね。
保存性が高まる

発酵食品の中では微生物が繁殖し、自分以外の微生物の生育を阻止したり、死滅させます。
その為、微生物が一定量を閉めると、腐敗菌が駆逐され、食品の保存性が高まり、腐りにくくなります。(甘酒は除外)
生活習慣病を予防する
味噌や醤油、納豆などの大豆を使った発酵食品には、イソフラボンという栄養素が含まれ、血液中の悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
更に、動脈硬化や高血圧の予防をし、血流を改善してくれます。
美肌効果も期待でき、若々しさをサポート
味噌などの発酵食品には、抗酸化物質であるポリフェノールが豊富に含まれており、体内の活性酸素を除去し、体の酸化を防いでくれます。
更に、発酵の過程で作られるアミノ酸や酵素などが、新しい細胞の生成を促す為、新陳代謝をアップさせ、美肌効果も期待できますよ。

発酵食品にはストレスを軽減してくれる働きもあるし、腸内環境が整うことで『セロトニン』という幸せホルモンも出ると言われているんだよ!



すっごいいい効果ばっかりだニャ!
これって、即効性のあるものなのかニャ?
発酵食品の効果は、継続することで得られる!


発酵食品の効果を見ると、毎日の食生活に取り入れない手はないですよね!
しかし、何かを始めるとすぐに結果を求めたくなるものですよね・・・
でも、焦りは禁物!
一度にたくさん発酵食品を食べたからと言って、すぐに効果を実感できるものではありません。
腸内フローラを整え、善玉菌を増やし、腸内環境を整えるには1か月程度は時間がかかるもの。
ぜひ、頑張り過ぎず、のんびり気長に腸内環境を育てていきましょう!



まずは、難しいことは考えず、1日1杯のお味噌汁から始めましょう!
それにプラスして、納豆やぬか漬け、甘酒など、好きなものを取り入れると良いと思います!



早速今日から発酵生活を始めてみるニャ!
まとめ
今回は、発酵食品の効果がすごい!体に良いと言われる理由について紹介!をお送りしました。
日本には美味しい発酵食品が沢山あり、日本の食文化は発酵食品があったからこそ発展してきたと言えます。
美味しい発酵食品を無理なく、ゆるやかに継続し、腸内環境を整えて、心身ともに健やかに暮らしていきたいものですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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